貸衣装和服・民族衣装のアクセサリー

和服のお式の場合、新郎新婦共にアクセサリー類は結婚指輪のみですが、こまごまと必要な小物が存在します。
男性のほうが小物も少なく済みますが、白い足袋・白い鼻緒のぞうり、末広(扇)を用意しましょう。
貸衣装では衣装のレンタルにこちらの小物もついてくる場合が多いようです。

ネックレス類は着物の襟を傷めるので、貸衣装の場合は特に外されておくのがオススメです。
同じくブレスレットもはずしておきましょう。
ビーズをつなげた数珠状のブレスレットならば、着物も傷めないし和服にも合うからとつけたままの方も見受けられますが、男性の正礼装はそのままお葬式にも使えるので、お祝いの場ではふさわしくありません。

ご親族の形見やお守りなどでどうしてもアクセサリー類をお式に持っていきたい場合は封筒などに入れて懐に忍ばせるか、収めておいたジュエリーケースなどをテーブルに置かせてもらえるよう計らわれるとスマートです。

民族衣装の場合は定められた装飾品があるという場合が多く、貸衣装店では扱っていないものだったというケースもありえます。
その国に詳しい方やご親族の力をお借りして、現地の方にも認めていただけるよう完璧に装われるのが良いでしょう。

特に女性用の婚礼装飾品はレンタルでも貸し出しが多いようですが、男性用は扱っているお店が少なかったり、品揃えが少なかったりします。
借りられる衣装に合ったもので、なおかつタブーに触れない装飾品をできるだけ早めにご用意されておくと安心ですね。